物の特徴、物と命の違い、真実を極める賢さ
自分を”行いをする者”と考える人は、3つの「グナ(特徴、特質)」に囚われている。自分の真実は”行いをする者”ではないと見抜く人は、3つのグナを超え、「イーシュヴァラ(世界を維持する存在)」に至る。
世界に現れたものはすべて、3つの「グナ」を持っています。「サットヴァ(純質)」「ラジャス(激質)」「タマス(鈍性)」。世界に現された物質、私たちの体も、感覚も、心もすべてがこの3つのグナからできています。世界にいろいろなものがあるのは、この3つのグナのバランスが違うからです。
トーラーサナ(天秤のポーズ)
体・感覚・心にある3つのグナは常に変わっていきます。毎日の活動によってラジャスが高まったり、タマスが優勢になったりします。Yogaをする上で大事なのは、自然の丁度いいバランスを保つこと。それがあるがままで健やかにいられる秘訣です。よいバランスを保つために、バランスのポーズ「トーラ(天秤)」アーサナで体・感覚・心を整えましょう。
「パドマアーサナ(蓮華座)」で坐ります。右膝を折り、右足を左腿の付け根におきます。次に左膝を折り、右脚の上にクロスさせて、左足を右腿の付け根におきます。両手で床を支え、息を吐きながらしっかり床を押して、体を持ち上げます。お腹の中心に力をいれて膝を高く持ち上げるようにして、中心から全バランスが取れていくのを感じ、ポーズを保持します。
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